scispace - formally typeset
Search or ask a question

Showing papers in "Japanese Journal of Educational Psychology in 2017"





















Journal ArticleDOI
Shuhei Miwa1, Miki Toyama1, Masato Nagamine1, Li Tang1, Atsushi Aikawa1 
TL;DR: In this paper, the authors propose a method to improve the quality of the data collected by the data collection system of a data collection platform. But, they do not specify how to obtain the data.
Abstract: 本研究の目的は,上方比 と制御焦点が動機づけおよびパフォーマンスに与える影響について同化, 対比といった比 の過程に着目して検討すること,またそのプロセスにおける社会的比 感情の関連を 検討することであった。実験参加者は大学生85名であり,比 相手の類似度を操作することで同化と 対比の条件に振り分けられた。そして,比 相手の得点として,実験参加者よりも優れた成績を提示す ることで上方比 を行わせ,その後の動機づけやパフォーマンス,社会的比 感情について制御焦点と の関連を検討した。その結果,促進焦点の優位な個人は同化が生じた場合に,防止焦点が優位な個人よ りも動機づけやパフォーマンスが高いことなどが示された。これは,同化が生じた際の比 相手がポジ ティブ役割モデルとして機能したためであると考えられる。一方,防止焦点の優位な個人は対比が生じ た場合に,同化が生じたときよりもパフォーマンスが高いことが示された。これは,対比が生じた際に 比 相手との差を過大視し自己の点数の低さに着目したことで,失敗を回避するように努めたためであ ると考えられる。しかし,このプロセスにおいて社会的比 感情の関連はみられなかった。 キーワード:上方比 ,制御焦点,同化,対比,動機づけ