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Showing papers in "Nippon Kagaku Kaishi in 1993"


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TL;DR: In this article, the complex anions and their vibrational modes in molten GdC1a-KC1 and gdC13-NaC1 were examined by Raman spectroscopy and each spectrum was deconvoluted into two or three peaks with the Lorentzian-type functions.
Abstract: The complex anions and their vibrational modes in molten GdC1a-KC1 and GdC13-NaC1 were examined by Raman spectroscopy. Each spectrum was deconvoluted into two or three peaks with the Lorentzian-type functions. The peaks in the spectra were assigned to three Raman active modes (v v2, v5) of the GdCle- octahedral complex anion. These peaks shifted toward the lower wavenumber region with increasing mole fraction of GdC13. The peak of vs mode was observed only in the low GdCla concentration region. The clustering of complex anion GdC163 appeared to exist in the melts. However, the clustering might be restrained when the GdC13 concentration became relatively low by adding KC1 or NaCl.

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TL;DR: In this article, the authors discuss the problem of the lack of infrastructure in a large scale environment and propose a solution to solve it.[Al13O1.97, (OH)31.37]3.69+
Abstract: 多核水酸化アルミニウム水溶液中のアルミニウムイオン種に与える,OH/Al比および溶液濃度の影響を調ぺ,アルミニウムポリマー種の分画分子量とその化学組成を検討した。その結果,Al濃厚溶液中にはアルミニウムモノマーと重合度の異なる3種類のポリマーが存在した。これらのアルミニウムイオン種とその含有割合はOHIAl比に依存して連続的に変化し,OH/Al比が大きいほどモノマーが減少し,ポリマーの含有率が高くなった。また,これらの溶液を希釈後熟成すると,重合度の高いポリマーは消失し,相対的に重合度が低いポリマーが優勢となり,アルミニウムイオン種およびその含有割合は溶液濃度に依存することがわかった。限外騨過法で求めた3種類のアルミニウムポリマ一の見かけの分子量は,およそ,1900,12000,34000であり,その容積比率は1:6:18となった。希釈溶液中で優勢なポリマーの化学組成は13量体表示で表すと[Al13O1.97, (OH)31.37]3.69+と推定され,従来示唆されている[Al13O4, (OH)24]7+に比べ加水分解度が高く,有する陽電荷が小さいことがわかった。

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TL;DR: It’s time to dust off the dustbin lids and start cleaning up after yourself.
Abstract: ハイドロタルサイトの熱分解によって生成する酸化マグネシウムーアルミニウム固溶体[Mg0.5δAl0.2δ・口0.14O](口はvacancy)の再水和反応を利用し,有害重金属オキソ酸イオンであるCrO22-とMnO4-の除去について定量的に調べた。酸化物固溶体はこれら陰イオンと水分子を取り込みながら層間距離8.7Aのハイドロタルサイト様化合物を形成し,吸着データはFreundlichの吸着等温式によく適合した。この際,二価陰イオンのCrO42-は電荷密度が大きいため,広い濃度領域において一価陰イオンのMnO4-よりも選択的に取り込まれることが確かめられた。また,金属オキソ酸イオンの吸着量の増加にともなって層間距離が不均一になるため,結晶性が低下することもわかった。一方,得られたハイドロタルサイト様化合物を500-750℃の温度で加熱することにより金属オキソ酸イオンはMgO(Periclase)型の酸化物固溶体に閉じ込められ,800℃以上の温度でMgAl204(Spine1)に変化し,CrやMnはSpinel相に固溶された。このため取り込まれた重金属イオンは500℃以上の加熱処理によって酸性や塩基性の水溶液に溶出しなくなった。

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TL;DR: In this article, the authors describe a scenario where a group of people are trying to find a solution to a problem caused by a power outage in a power plant, such as:
Abstract: 種々の酢酸ランタニド水和物の1,4-ブタンジオール中,300℃でのグリコサーマル処理を検討した。構造の異なる4種類の相が確認され,生成相はランタニド(Ln)の原子番号にしたがって系統的に変化したが,いずれも酢酸ランタニド中のアセチル基の一部が脱離した酢酸塩であった。IRスペクトル,元素分析,熱分析の結果から,これらの相はこ酢酸塩水酸化物(Ln(CH3COO)2(OH)),酢酸塩二水酸化物(Ln(CH3COO)(OH)2),および2種類の酢酸塩酸化物(Ln(CH3COO)O)(Lnはランタニド元素)であると結論した。2種類の酢酸塩水酸化物と1種類の酢酸塩酸化物は,酢酸ランタニドの熱分解からでは生成せず,報告例のない新規化合物であった。酢酸塩水酸化物は酢酸塩酸化物,炭酸塩酸化物を経て酸化物へと分解し,また,2種類の酢酸塩酸化物は炭酸塩酸化物を経て酸化物へと分解した。生成物の形状は,いずれも出発原料とは異なっており,反応は結晶水に由来する水と1,4-ブタンジオールの混合溶媒への溶解を経ていると考えられる

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TL;DR: For example, this paper reported that La,Ce,Pr,Nd and Nd achieved 18.82kJ, 9.23kJ and 22.49kJ respectively.
Abstract: 希土類元素(La,Ce,Pr,Nd)のプロピオン酸塩一水和物の熱分解過程を熱重量測定(TG),示差熱分析(DTA)および示差走査熱量計(DSC)などによって研究した。出発物質および熱分解によって生成した化合物の組成を赤外吸収スペクトロスコピー(IR)と粉末X線回折計で同定し,さらに元素分析,化学分析およびICP発光分光分析により定量的に求めた。無水和物から酸化物への熱分解過程中に発生する気体をガスクロマトグラフィーで分析した。一水和物の脱水反応は一段階で連続的に進行し, 脱水過程中には中間水和物の生成は認められなかった。無水和物は融解現象を示し,その融解熱はつぎのような値が得られた。La:18.82kJ・mol-1,Ce:9.23kJ・mol-1,Pr:22.49kJ・mol-1,Nd:18.31kJ・mo1-1融解後,無水和物は3-ペンタノンと二酸化炭素を放出し,一つの未知中間化合物を経過して,酸化炭酸塩Ln202CO3(Ln:La,Ce,Pr,Nd),にいたる。ついで,酸化物に分解する。この未知中間化合物はLn2O(C2H5COO)4(Ln:La,Ce,Pr,Nd)の化学組成をもつと推定される

10 citations


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TL;DR: In this paper, the authors discuss the effect of the number of users on the quality of a user's experience and the impact of the size of the user's interaction with the service provider.
Abstract: 液相における反応を理解するにはクラスターの研究が必要である。液体イオン化質量分析法は,大気圧下の液体表面で生成するイオンを測定する方法で,水など水素結合しやすい化合物のクラスターイオンを観測できるので,カルボン酸-水二成分系について検討した。クラスターイオンはH+(RCOOH)m(H2O)nで主としてm=1-8,n=0-4であり,酸濃度などの測定条件の影響は多少あるが,酢酸~吉草酸で類似した特徴を示した。mが4以下と5以上では分布が異なり,共通してH+(RCOOH)5・H20(以下5-1イオンと略す)の相対強度が特異的に大きく,対照的に5-2イオンが小さい。このことから,カルボン酸5分子で環をつくり中央に水1分子が配置する構造が推定された。分子軌道法,MOPACのAM1法,を用いて計算した結果,アルキル基を外側に向け,カルポニル基と隣の分子のヒドロキシル基との水素結合により5分子で環をつくり,中央にオキソニウムイオンが配置(水素結合)する構造が安定であることが明らかとなった。また生成エネルギーなどの計算結果も実験結果と合致しており,この5-1イオンが特異的に安定な構造をもつことを示唆し,本法がクラスターの研究に有用なことを示した

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TL;DR: 2種のヒドロキシアパタイト(HAP)試料(A),(B)を稷々の濃度の塩化ナトリウム(NaCl),(NaAc)、、あるいは硫酸ナトricu(Na2SO4)水溶液に懸濁させ(
Abstract: 2種のヒドロキシアパタイト(HAP)試料(A),(B)を種々の濃度の塩化ナトリウム(NaCl),酢酸ナトリウム(NaAc),あるいは硫酸ナトリウム(Na2SO4)水溶液に懸濁させ(添加濃度2g/dl),溶解平衡に達したのち溶出したリン酸イオン濃度[Pi]とカルシウムイオン濃度[Ca2+]および母液のpHを調べた。[Pi]増大におよぼす添加電解質の作用の強さの序列はNa2SO4>NaAc>NaClとなり,[Ca2+]増大におよぼす添加電解質の序列は逆にNaCl>NaAc>Na2SO4となった。また懸濁液のpH増大におよぼす電解質の序列は[Pi]の場合と同じであった。これらは2種の試料に共通してみられたのでHAPの特性であると結論した。これらの現象はSO42-あるいはCH3COO-とHAP表面のPO4 3-とのイオン交換,Na+とHAP表面のCa2+とのイオン交換,溶出したイオン種とHAP粒子表面によるpHに対する緩衝作用によって説明された。SO43-とPO43-,Na+ とCa2+はそれぞれ電荷は異なるがイオンサイズが似ているためにイオン交換が容易であったと考えられる。SO42-がHAP表面に対して親和性の高いことはHAP粒子のゼータ電位の測定によっても確かめられた。

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TL;DR: In this paper, the reaction of carbon dioxide with alcohols and alkyl halides in the presence of potassium carbonate was found to afford unsymmetrical carbonic esters in good yields under mild conditions.
Abstract: Reaction of carbon dioxide with alcohols and alkyl halides in the presence of potassium carbonate was found to afford unsymmetrical carbonic esters in good yields under mild conditions. The reaction mechanism was also discussed.

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TL;DR: 皮膚の恒常性維持には,表皮 角質層の水分保挀機能が回復することを明らかにした。
Abstract: 皮膚の恒常性維持には,表皮角質層の水分保持能が重要な因子となっている。著者らは皮膚の水分保持機能に角質細胞間の脂質が大きく寄与していることを明確にし,細胞間脂質を外部から供給することにより,皮窟の水分保持機能が回復することを明らかにした。そして,細胞間脂質の主成分であり,自然界には微量存在するのみであるセラミドと極めて類似した分子構造をもち,同様の立体構造をとりうる薪規な化合物を分子設計により得,合成法を確立し,その工業的な製造を可能にした。また,合成セラミドが他の両親媒性脂質との脂質間栢互作用により,生体の皮膚角質層における細胞間脂質と同じ原理で水を保持した分子会合体を形成することを明らかにするとともに,会合構造を維持した乳化粒子(マルチラメラエマルション)を生成させることに成功した。このエマルションを皮膚化粧料として用いると,皮膚の水分保持機能が回復するとともに角質細胞の落屑や皮膚のパリア能が改善された。すなわち,生体のしくみと同様の原理で皮膚機能を回復させ得る,高機能の生体脂質類似皮膚化粧料の開発を行った

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TL;DR: In this paper, Hou et al. proposed a new EHEHPA-BTMPPA (BeHPA)-BEHPA (BEHPPA)-EHEHPCA (BEHPCPA-EHEHPPA) scheme.
Abstract: 酸性有機リン化合物,リン酸水素ビス(2-エチルヘキシル)(BEHPA),2-エチルヘキシルホスホン酸水素2-エチルヘキシル(EHEHPA)およびビス(2,4,4-トリメチルペンチル)ホスフィン酸(BTMPPA),による比較的重いランタニド元素,テルビウム,ツリウムおよびルテチウムの抽出挙動を調べた。ランタニド(M)の分配比は抽出試薬濃度の三乗,水素イオン濃度の-3乗に比例して変化し,M(HA2)3として有機相に抽出される。抽出定数はTb EHEHPA>BTMPPAとなる。抽出定数は希釈溶媒の種類に依存し,ヘキサン>四塩化炭素>1,2-ジクロロエタン>トルエン>ベンゼンの順となり,ヘキサンではとくに大きく,有機相反応の寄与について考察した。

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TL;DR: In this article, the authors describe a scenario where a group of people are trying to find a solution to the problem of "finding the needle in a haystack" in the environment.
Abstract: 種々の酢酸ランタニド水和物の,リン酸トリエチルの共存下,1,4-ブタンジオール中でのグリコサーマル処理を検討した。ランタン~ ユウロピウムの場合,単斜晶のオルトリン酸塩が,ジスプロシウム~ルテチウムの場合正方晶のオルトリン酸塩がそれぞれ単一相で生成した。ガドリニウムとテルビウムの場合,単斜晶と正方晶の二つのオルトリン酸塩がそれぞれ同時に生成し,処理温度の上昇にともない正1方晶の割合が増加した。さらにガドリニウムおよびテルビウムの正方晶オルトリン酸塩の生成温度は水熱法の場合より低くかった。本処方で得られたオルトリン酸塩は結晶子径が15~50nmの微結晶からなっていた。

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TL;DR: DyCl3-NaCl as mentioned in this paper : DyCl3NaCl 2.0-3.3.1.1-1-3-1.2.0
Abstract: 溶融希土類塩化物の構造解析の二環としてDyCla単独浴およびDyCl3-NaCl等モル混合浴についてX線回折実験を行った。DyC13単独浴中には八面体型の錯陰イオン[DyCl6]3-が存在し,この錯イオンを構造単位とする二量体あるいは三量体などのクラスター状の多量体が存在する可能性を推測した。また,混合浴についても同様の検討を加えることにより単独浴との構造学的な差異,マクロな性質の相違など,溶融塩浴そのものに関する重要な情報が得られた。


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TL;DR: For example, NaxWO3(x≒0.75~0.4≦x≦1) = 0.90 as discussed by the authors 0.4
Abstract: ニタングステン酸ナトリウム(Na2W207)および四タングステン酸ナトリウム(Na2W4013)の水素還元による立方晶ナトリウムタングステンプロンズ(NaxWO3,0.4≦x≦1)の合成について検討した。水素ガス流通式の反応により,反応温度と導入水素濃度を変化させて得た生成物を重量測定,XRDによる固相分析,およびSEM観察などにより調べた。その結果,Na2W207系の場合は,水素濃度が50vol%以上になると反応温度を低く設定しても(550℃以下)反応の初期からN%WO3および一タングステン酸ナトリウム(Na2WO4)とどもに分離除去の困難な金属タングステン(W)やβ-タングステン(W30)が生成した。これに対して水素濃度を約20vol%以下に押え,反応温度を625℃以上に設定して行えぽ生成物はいずれもNaxWO3(5~20μm大の立方体状結晶)とNa2WO4のみで,しかも水素濃度に応じてxが0.75~0.90のNaxWO3を合成できることが明らかとなった。一方,Na2W4O13系の場合は,反応条件によりNaxWO3とともに金属タングステン,Na2W2O7,六タングステン酸ナトリウム(Na2W6019)などの化合物が生成したが,水素濃度と反応温度を(5vol%,675℃)または(10vol%,650℃)に設定して行えば最終生成物としてほとんどNaxWO3(x≒0.50)のみを合成できることがわかった。


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TL;DR: In this article, the authors propose a method to improve the quality of the information provided by the user. But, the method requires the user to provide additional information about the user's identity.
Abstract: 新触媒系の発明と新しい分離法の組み合わせにより,下記の貴金属錯体触媒反応に関して世界で初めて工業化に成功した。1,4-ビス(ジフェニルポスフィノ)ブタン配位子および反応混合液から生成物を水で抽出分離する新分離法の採用による,アリルアルコールのロジウム錯体触媒によるヒドロホルミル化反応を鍵反応とする1,4-ブタンジオール新規製造法,高活性かつ熱的にも安定な亜リン酸トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)修飾ロジウム錯体触媒を用いる3-メチル-3-ブテン-1-オールのヒドロホルミル化反応による3-メチル-1,5-ペンタンジオール新規製造法,ボスホニウム塩配位子によるパラジウム錯体触媒の熱安定性の確保,炭酸水素トリエチルアンモニウムによる水の活性化および抽出分離法の採用を骨子とするブタジエンの水和二量化反応を鍵反応とする1-オクタノール新規製造法。

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TL;DR: In this paper, the authors measured the solubilities of crystalline Nd(III) hydroxide in dilute solutions under anaerobic condition, CO, and 02 partial pressures of O. O.
Abstract: The solubilities of crystalline Nd(III) hydroxide was measured in dilute solutions under anaerobic condition, CO, and 02 partial pressures of O.1 and 1 ppm, respectively. The aim of this work is to get thermodynamic data (equilibrium constant of crystalline Nd(III) hydroxide and hydrolysis constants of Nd(III)) and discuss the similarity of dissolution behavior between Nd(III) and Am(III) which is important element in the view of geological isolation of high level radioactive waste. And another aim is to confirm the reliability of thermodynamic data obtained from this work. The equilibrium was attained from both over- and undersaturation as long as 68 and 64days, respectively. The experiments were carried out at the pH range of 7 to 13 at an ionic strength of O.01 and at room temperature (22 °C). The solid phase was identified as Nd(OH)3 (c) by X-ray diffraction before and after the experiments. From the solubilities of crystalline Nd(III) hydroxide, the equilubrium constant (K810 for Nd(OH)3 (c) +3 H=Nd3+ + 3 H20) and the hydrolysis constants of Nd(111) (pm?, for m N d"-Fn H20=-- Ndm, (OH)(3m-n)+-1-n H+) were estimated. The value for log Ks, is 16. O. The value s for log p, , , log p, 2 and log 1313a re 7.6, 14.3 and < 24.9, respectively. The results indicate both [Nd(OH)]2 and [Nd(OH)4]- a r e not dominant in the pH range 7 to 13. The v a lue of log ign, 7.6, was well agreed with the calculated value of 8.1 by the theory of Brown et al. The dissolution beh a v i o r o f Nd(III) hydroxide was similar to that of Am(111) reported by Rai et al. in aspect of dominant species at different pH.

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TL;DR: In this article, a significant promoting effect of iridium was observed on vapor phase hydroformylation of ethene over Co/Si02 catalyst, where more than 70% of the selectivity of oxygenates was achieved on Co(A)-Ir(C0)/SiO2 derived from Co(OCOCH3)2⋅4H2O, and Ir4(CO)12 under the condition s of 4.1 MPa of a gas mixture of Ar/C2H4fCO/H2=10/30/54
Abstract: A significant promoting effect of iridium was observed on vapor phase hydroformylation of ethene over Co/Si02 catalyst. The performance of catalyst depends on the precursors of cobalt and iridium. More than 70% of the selectivity of oxygenates was achieved on Co(A)-Ir(C0)/SiO2 derived from Co(OCOCH3)2⋅4H2O, and Ir4(CO)12 under the condition s of 4.1 MPa of a gas mixture of Ar/C2H4fCO/H2=10/30/54/6 at 423 K. Hydroformylation is considered to proceed on a highly dispersed cobalt metal. Iridium promoted the reduction of Co" on Co/SiO2 to cobalt metal by a hydrogen spillover mechanism.

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TL;DR: In this article, the authors proposed a method to improve the quality of the data collected by the data collection system by using the information gathered from the data acquisition process. But the results showed that the method was ineffective.
Abstract: 超微量のバナジウム,コパルト,ニヅケルおよび鉄を2-(5一プロモ-2-ピリジルアゾ)-5-(ジエチルアミノ)フェノール錯体として吸光検出-逆相高速液体クロマトグラフィーにより定量する方法を確立した。アセトニトリル水溶液にテトラブチルアンモニウム=プロミドを添加した溶離液を用いて,これらの錯体を良好かつ,迅速に分離することができた。各金属イオンの検量線は相関係数が0.999以上の良好な直線性を示した。検量線の中央値に相当する量(カラムへの注入量100mm3中)のバナジウム(160pg),コパルト(80og),ニッケル(240pg)および鉄(400pg)をそれぞれ3回定量したときの相対標準偏差は,それぞれ4.2%,1.0%,52%および2,8%であった。バナジウム,コバルト,ニッケルおよび鉄の検出限界(ブランク値の標準偏差の3倍)は,カラムへの注入量10Omm3中,それぞれ,2.2,0.72,16.5pgおよび98.8pgであった。本法を高純度シリコン,フライアッシュ,ムラサキイガイ,天然水および水道水中のバナジウム,コパルト,ニッケルおよび鉄の同時定量に応用した。

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TL;DR: In this article, the authors discuss the effect of gender stereotypes on gender diversity in the context of gender discrimination in the media and show that gender stereotypes can be used to degrade women's ability to defend themselves.
Abstract: 1991年7月-9月にかけて,日本から中東ペルシャ湾までのタンカー航路上において海洋大気中ギ酸および酢酸濃度を測定し,ギ酸および酢酸の海洋における濃度分布およびその挙動について検討を行った。海洋大気中のギ酸濃度は平均1.18ppbv,酢酸濃度は平均0.60ppbvであり,ギ酸濃度が常に酢酸濃度より高かった。ギ酸および酢酸ともに,日中濃度が高く,夜間濃度が低くなるという濃度変化を示した。海洋大気中のギ酸および酢酸の発生源としては,対流圏あるいは陸上からの輸送の影響が大きいことが推測された。ギ酸および酢酸の除去機構としては,OHによる気相分解よりも乾性沈着の方が寄与が大きかった。海表面におけるギ酸および酢酸のフラックスを他のガスと比較したところ,一酸化炭素とほぼ同じレベルとなり,炭素循環においてギ酸および酢酸は重要な役割を果たしている。またギ酸および酢酸は大気中から海表面に取り込まれ,海洋における重要な炭素供給源であると言える。

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TL;DR: Fe3+の素存在下1mo1・dm-3塩酸で処理するとその還元能力の結果の初期には活性炭触媒によるFe2+の酸化反�“はほとんど進行
Abstract: Fe3+を含む膓酸溶液に種々の活性炭を添加し,溶液中のFe2+濃度を測定することにより活性炭によるFe3+の還元反応を検討した。溶液中のFe2+濃度はN2気流中では増加する一方であったが,溶存酸素がある場合には極大値を示した後減少した。このことから,いずれの活性炭もFe3+を還元すると同時に,溶存酸素によるFe2+の酸化の触媒として作用することが示された。活性炭を酸素存在下1mo1・dm-3塩酸で処理するとその還元能力は薯しく低下したが,これは酸素を吸着あるいは酸素と反感するためと考えられた。また,Fe2+溶液で処理しても還元能力は低下したがいずれの場合も処理後に活性炭を加熱,乾燥することによって還元能力は回復した。還元反応におよぼす溶存酸素,Fe2+濃度および酸濃度の影響を検討した結果,初期の還元反応速度はこれらには影響されなかった。したがって,溶存酸素存在下においても,還元反応の初期には活性炭触媒によるFe2+の酸化反応はほとんど進行しないとみなせた。

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TL;DR: Ni/MgO上では反応開始薩後から触媒の改質特性を250~500℃(523゙773K)
Abstract: 燃料電池に用いる燃料ガスへの改質反応として,エタノールの水蒸気改質による水素製造をとりあげた。流通式管型反応装置を用い,酸化マグネシウムに担持した白金およびニッケル(Pt/MgO,Ni/MgO)触媒の改質特性を250~500℃(523~773K)の温度範囲で研究した。Pt/MgO上でのエタノールの水蒸気改質では目的燃料である水素と,酸化炭素のほかに,メタン,二酸化炭素ならびに少量のアセトアルデヒドが生成した。白金の添加量に関しては,反応温度が低い場合には,約2wt%以上添加しても触媒活姓に及ぼす効果は小さかった。供給原料中の水素/エタノールのモル比が1のとき最大水素発生速度が得られた。Ni/MgO触媒を用いると,生成物中の水素と一酸化炭素の割合(選択率)は比較的高かったが,エタノールの分解速度そのもの(触媒活性)はPt/MgOのそれよりも低かった。Ni/MgO上では反応開始薩後から触媒表面に炭素が析出し,それによって活性が著しく低下した。Pt/MgOにNi/MgOを混合すると生成物中のメタンの割合が若干減少した。

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TL;DR: In this paper, the authors describe the ACFOG-5A model and the ACF-ACFOG5A 5A model, which is a modified version of the ACSG-4A.
Abstract: 現在浄化が必要とされる高速道路トンネルの大気に含まれるNO濃度は極めて低く,かつ大容量の空気を処理しなけれぽならず,低温では空気中湿分のNO-NH3反応に対する阻害効果も予想されるため,耐湿性活性炭素繊維(ACF)の開発が必要である。本研究は,硫酸賦活ピッチ系ACFを選択し,乾,湿空気中低濃度NO(10~20PPm)の大気温度付近でのアンモニアによる還元活牲を調べた。硫酸賦活ピッチ系ACFOG-5Aは,400℃,4時間処理品が最も高い活性を示し,室温25℃でも乾燥空気流通下ではWIF=5×10-89・min・ln1"1で約68%の高い転化率を示した。しかし湿空気流通下では転化率は115-1/8に低下した。水蒸気の阻害効果を滅らすため,反応ガスの加熱による相対湿度の低減効果を調べた。0℃で相対湿度100%のNOを含む空気を10℃に加熱して反応させれば,NO転化率は70%に向上し,乾燥空気を流逢した時の転化率に匹敵する活性を示した。NO,NH8およびH20の室温での吸着能を調べたところ,いずれのACFでもNOの吸着量は0.1~0.01mol/g程度の微量であるが,湿度の増加によって顕著に減少した。NH3の吸着量は約0.6~0.2mmol/gであり,湿度の増加によりわずかに増加する。H2Oは主にNOの吸着阻害を通して還元反応の進行を妨害すると考えられる。硫酸賦活したピッチ系ACFの脱硝活性および水蒸気の阻害効果を昇温分解分析(TPDE)によるCO,CO2の生成量から推定したACF表面の酸素官能基と比較し,その還元活性および阻害効果が定性的にはそれぞれNOおよびN瑞吸着能と親水性を発現する表面酸素宮能基の種類および量によると推定した。

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TL;DR: In this article, the authors reported that TiO2:0.1% (TiO 2: 0.1%) and TiO 3: 1.5%(TiO 1:1%) were achieved.
Abstract: メソポア容積およびビタミンB1乞吸着能への酸化繊維中の灰分,活性炭素繊維の酸処理,賦活時の雰囲気の効果について検討した。その結果,チタンを含有した酸化繊維(TiO2:0.1%)を賦活することによりメソポアおよびビタミンB,2吸着能が増加する傾向が認められた。また活性炭素繊維を塩酸,硫酸,硝酸,混酸(硝酸/塩酸,1/3)の1.5%水溶液に処理しその特性について評価の結果,塩酸,硝酸または混酸処理が大きな効果を示しiまた活性炭素繊維の比表面積が大きいものほど効果が大きい。さらに,比表面積950m2/gの活性炭素繊維を二酸化炭素にて再賦活すると高比表面積でメソポア容積の大きい活性炭素繊維を得ることができた。

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TL;DR: PAN-ACFの細孔容積, B12の吸着能を測定しピッチ活性炭素繊維(Pitch- ACF)およびフェノール系�l性(PAN)、Pheno1-ACfを示した。
Abstract: アクリロニトリル繊維(PAN-Fibers)を空気中で225~260℃の温度で3~5時間酸化した。この酸化繊維(Oxidized PAN-Fibers)を水蒸気中で900℃ の温度にて賦活し,得られた活性炭素繊維(PAN-ACF)の細孔容積,細孔分布,ヨウ素,メチレンブルー,ビタミンB12の吸着能を測定しピッチ活性炭素繊維(Pitch-ACF)およびフェノール系活性炭素繊維(Pheno1-ACF)と比較検討した。その結果,PAN-ACFはPitch-ACF,およびPhenol-ACF系に比べ,細孔半径20~100A(メソポア)近傍の細孔容積が,賦活時間にして約10分以上(比表面積950m2/g以上)になると著しく増大する傾向が認められた。ビタミンB12の吸着能においてはPAN-ACFの場合,賦活時間が約10分(比表面積で950m2/g)を越えると吸着能が急増する傾向が認められた。一方,メソポアの発達しにくいPitch-ACFおよびPhenol-ACFの賦活時間が10分では吸着能が低く,30分まで賦活を進めた活牲炭素繊維(比衷面積1700~2000m219)においても15~25mg/gと低い吸着量を示した。これらの結果から,PAN-ACFがビタミンB12の吸着能において高い吸着性能を示す要因として,Pitch-ACFまたはPhenol-ACFに比べより高いメソポア容積が存在するためと推察される。

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TL;DR: Pdを担持した固体ヘテロポリ化合物を触媒の前処理条件とする液相不均一系シクロヘキセン酸化反応と対比しながら行った。
Abstract: Pdを担持した固体ヘテロポリ化合物を触媒とする液相不均一系シクロヘキセン酸化反応を,均一系と対比しながら行った。均一系のPd(NO3)2-Cu(NO3)2ではシクロヘキセンの酸化反応は極めて遅いが,Pd担持CS2.5H0.5PMo6では速く,均一系Pd(NO3)2-H3PMo6W6O40触媒と同程度の活性を示した。Pd担持Cs2.5H0.5PMo6W6O40では,Wacker型酸化反応生成物であるシクロヘキサノンと,アリル酸化反応生成物であるシクロヘキセノンが生成した。これら生成物の経時変化および酸素分圧依存性から,両反応は並発反応で進行していることがわかった。80℃,酸素8atmの条件下では,全生成物のターンオーバー頻度(Pd原子基準,3時間当たり)が約25となった。反応後,この触媒を回収し,加熱処理(HeあるいはH2中)することによって,Wacker型酸化反応活性がほぼ100%回復した。シクロヘキサノンの生成速度(Wacker型酸化反応)は触媒の前処理条件(温度,雰囲気)にはほとんど依存しなかったが,シクロヘキセノンの生成速度(アリル酸化反応)はそれらに敏感であった。前者では表面に分散したPd2+イオンが,後者では表面に形成されたPd微粒子が活性点と推定される。


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TL;DR: In this article, the authors proposed a two-dimensional Magnetic Resonance Imaging (MRI) imaging system, which is a state-of-the-art system for brain imaging.
Abstract: 核磁気共鳴を用いた断層診断法(MAgnetic Resonance Imaging, 以下MRIと略記する)における第二世代の造影剤として,血管内に滞留性を有するガドリニウム化合物についての検討を行った。本目的のために多糖誘導体を骨格とし,二官能性キレート剤を介したガドリニウム化合物を合成した。多糖誘導体は分子量7×103のデンプンおよび3×103のアミロースを酸化開裂した化合物を合成した。二官能性キレート剤としては,N-[2-bis(carboxymethyl)aminoethyl]-N[2-bis(carboxymethyl)amlno-2-(p-benzyl)ethyl]glycineおよび環状骨格を有する新規化合物10-[1Y-(2-アミノエチル)カルバモイル]メチル-α,α',α"-トリメチル-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸を合成した。各化合物についてMRI用薬剤の基礎検討として,磁場強度0.5Tおよび1.5Tにおける緩和時間の測定,111In標識体を用いた体内分布の検討および疾患動物を用いたin vivoでの造影実験を行った。いずれの化合物も血管内滞留性が認められ,また速やかに尿中に排泄された。さらに多糖誘導体に結合させることにより緩和効果の向上が認められた。以上の結果から本化合物は第二世代のMRI用造影剤として,有望であることが明らかとなった。

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TL;DR: In this paper, the authors discuss the effect of different CD models on the performance of different types of CD models, such as β-CD,γ-CD and α-CD.
Abstract: シクロデキストリン(CD)類とピレンおよび,その混合粉砕物の固体状態蛍光測定を行った。ピレンは結晶単独では470nmにエキシマー由来の蛍光発光ピークを示すが, β-CDとの混合粉砕により400nm付近にピレンのモノマーに由来する蛍光発光ピークが認められるようになり,その相対強度はβ-CDの混合モル比を多くするにつれ増大した。β-CD包接化合物結晶がモノマー発光のみを示すこと,および蛍光寿命解析結果から,β-CDとの混合粉砕によりピレン分子は単分子でβ-CDキャピティーに包接化されると考えられた.γ-CDとの混合粉砕物についてもエキシマー発光とモノマー発光がいずれも認められるが,γ-CD包接結晶がエキシマー発光を示すことから,γ-CDとの混合粉砕過程ではピレン単分子での包接化も可能であるが,主にピレン2分子が包接化されるものと考えられた。キャビティーサィズがピレン分子に比べ小さいα-CDとの混合粉砕においてもα-CDの混合比を多くするとモノマー発光が認められるが,キャピティーを持たない結晶セルロースとの混合粉砕物との比較から,このモノマー発光は包接化ではなく,α-CD分子間にピレン分子が分散したことによるものと考えられた。